自宅を建ててから5年も経過すると、外壁のコケが目立っ様になって来ました。
そこで『コケを取り除き外壁をキレイにする方法とコケの予防対策』を検討してみました。
同じような環境の方の参考になれば幸いです。
外壁にコケが付いてしまう原因
- 結露により外壁に水分が発生し、そこに埃やコケが付いてしまう。
- 外壁の防水性が低下して含水率が高まる事がコケ発生の主な原因になる。
- 日照時間が短い環境がコケを発生しやすくします。。
- 水はけが悪い外壁にはコケやカビが繁殖しやすい。
外壁のコケをキレイに取り除く方法
外壁のコケをキレイに取り除く方法を「高圧洗浄機」を使う方法と「液体クリーナー」を使う方法の2つを検討してみました。
業者に依頼する方法に付いては費用がかさむ事もあり、今回は見送る事にしました。
(1)高圧洗浄機でコケを落としてキレイにする方法
高圧洗浄機を使う効果とデメリット
- 速攻性があり直ぐにキレイになる。
- 高圧洗浄機が必要になる。
- 高圧洗浄器の音がうるさい。
- 目地を痛める可能性がある。
- 予防効果はない。
高圧ホースは外壁面の上の方にも届く様に、なるべく長い(10m位)方が良いです。
(2)液体クリーナーでコケを落としてキレイにする方法
液体クリーナーを使う効果とデメリット
- 噴霧器とクリーナーが必要になる。
- 外壁に散布するだけで水洗い不要。
- コケやカビ類の除去が出来て再発防止効果が有る。
- 即効性はないが徐々に効いて効果が持続する。
- こすり洗いや水洗いをしないので、外壁の表面や目地を傷めない。
⇒ アルタン 30 SECONDS ワンステップ・スプレー・クリーナー(業務用濃縮液) 2L
口コミなどを調べた結果、口コミなどの評判が良いクリーナーです。
⇒ 工進 蓄圧式噴霧器4L ミスターオート HS-403BT
ノズルは長くないと外壁の上の方に届きません。
この噴霧器はヘッド角度が微妙に調整出来る事や2口で散布時間が短縮されるなど、口コミ評判が良い噴霧器です。
外壁に苔が付かない様にする予防対策
- こまめにメンテナンスを行い、外壁の劣化に気づいたらすぐに対処する。
- 断熱塗料を外壁に塗る。
外壁に付いたコケの除去作業
今回は楽そうな『(2)液体クリーナーでコケを落としてキレイにする方法』でコケ取りをする事にしました。
液体クリーナーの場合にどの様な効果が有るか、散布前と散布後の比較をしてみました。
特にコケの酷かった箇所や、散布むらが有ったと思われる箇所には多少コケが残っていますが、概ねコケが無くなってキレイになりました。
箇所 | 散布(2月) | 散布から3日経過後 |
北側 | ||
西側 | ||
南側 |
外壁に付いたコケの除去作業(最終仕上げ)
散布漏れが有ったせいか、まだのコケが残っていた箇所に、更に散布して2日経過後には全くコケが無くなりました。
コケが残っていた箇所に更に追加散布 (2日経過後) |
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スポット的な小さい箇所にはスプレー缶で対応
スプレーするだけでコケ・カビや地位植物、黒ずみを除去・防止する住居用洗剤です。また、1本で約4-8平方メートルの面積に散布できます。