画像や映像を撮影する時に、スマホは手軽でキレイな撮影が出来るのですが、その反面、どうしても手振れが気になってしまいます。
何とかならないものかとネットで検索してみると、ジンバル(Gimbal)と云う機器でスマホの手振れを抑えてくれる事が判りました。
しかし、そのジンバル(Gimbal)も色々な種類があって、スマホで使うにはどの機器が適しているか、コストや使い勝手の点から比較検討して見ました。
スマホで使えるジンバルの選択基準
- ジンバル本体の購入金額は40,000円以下
- 主なスマホでも使える
- 3軸以上の手振れ抑制性能
- 3時間以上使える
- 国内に修理依頼窓口が有る
- アプリでカメラ操作やコントロールが出来る
(録画や映像の撮影操作、被写体を自動追尾、IN・OUTカメラの切り替えなど)
主なスマホのサイズ
機種名 | 長さ | 幅 | 厚み | 重さ |
Xperia XZ | 146mm | 72mm | 8.1mm | 161g |
Xperia Z3 | 147mm | 73mm | 7.4mm | 154g |
iPhone 7 | 138.3mm | 67.1mm | ?7.1mm | 138g |
iPhone 7?Plus | 158.2mm | 77.9mm | 7.3mm | 188 g |
iPhone 6s Plus | 158.2mm | 77.9mm | 7.3mm | 192 g |
iPhone 6s | 138.3mm | 67.1mm | 7.1mm | 143g |
スマホに適したジンバルを比較検討してみました
信頼できる機器でネット通販で容易に購入できる機種を比較検討してみました。
DJI OSMO Mobile
DJI専用のカメラアプリ(DJI GO)を介してカメラをコントロールするので、ジンバル独自の機能が利用できる反面、スマホに標準で備わっているカメラアプリの操作・機能は使えなくなります。
但し、DJI GO を起動しなければ、DJI GO の機能は使えませんが、スマホ標準のカメラアプリで撮影する事は可能です。
- ジンバルのボタンで映像や画像を撮影できる。
- 映像を撮影しながら画像も撮影できる。
- パノラマ撮影が出来る。
- 録画アクティブトラック機能で被写体の動きを自動追尾する。
- パノラマ撮影機能。
- 簡単操作でモーション・タイムラプスで動画を撮影可能。
- 本体のグリップ部は少し太めで全体的に少し大きい。
FEIYU SPG
FEIYU 専用のカメラアプリ(FEIYU ON)を介してカメラをコントロールするので、ジンバル独自の機能が利用できる反面、スマホに標準で備わっているカメラアプリの操作・機能は使えなくなります。
但し、FEIYU ON を起動しなければ、FEIYU ON の機能は使えませんが、スマホ標準のカメラアプリで撮影する事は可能です。
- ジンバルのボタンで映像や画像を撮影できる。
- 映像を撮影しながら画像も撮影できる。
- パノラマ撮影が出来る。
- 顔を識別して360度追跡する。
- 重心バランスはアジャスターで調整するタイプ。
- スマートフォンの縦撮りにはあまり向いていない。
FEIYU SPG Live
基本的な機能は FEIYU SPG と同じです。
- ジンバルのボタンで映像や画像を撮影できる。
- 映像を撮影しながら画像も撮影できる。
- パノラマ撮影が出来る。
- 顔を識別して360度追跡する。
- 縦撮影がメインの機種。
- 重心バランスはカウンターウェイトを取り替えるタイプ。
FEIYU G4 Pro for iPhone
この機種は iPhone モデルとなっていますが、一般のスマートフォンでも使用可能です。
- 本体の価格は比較的安い。
- 本体は軽量。
- 予備バッテリー付属。
- 三脚用のネジ穴が有るので、アダプター無しで汎用の三脚に取り付けることが出来る。
- 本体は小型軽量。
比較概要の一覧
品名 | 実勢価格 | アプリ操作 | 備考 | 三脚対応 |
DJI OSMO Mobile | 35,800円 | ◎ | 一般スマホモデル | ○専用台座必要 |
FEIYU SPG | 35,000円 | ○ | 一般スマホモデル | ◎ |
FEIYU SPG Live | 31,796円 | ○ | 一般スマホモデル | ◎ |
FEIYU G4 PRO for iPhone | 29,800円 | ○ | iPhoneモデル | ◎ |
※実勢価格は2017/2/8 現在
メーカーの商品ページ
⇒ DJI
⇒ FEIYU TECH SPG/SPGLive 撮影モード説明
⇒ FEIYU TECH SPG/SPGLive アプリ接続方法と機能紹介
購入先
購入した「DJI OSMO Mobile」のお気に入りポイント
ジンバルのボタン操作で操作出来る事
- スマホカメラの「イン・アウト」切り替え
- 画像や映像の撮影
- スマホの「パン、チルト、ロール」操作
- 動作モードの切替
アクティブトラックモードが使える
- 選択した人物や車などの対象物を自動追尾し手振れのない撮影ができる
露光撮影が出来る
- 手振れの影響を受けずに三脚なしでもブレない撮影
1回の充電で4時間以上使える
- 実際には4時間以上使えるので予備電池は不要ですね。
「DJI OSMO Mobile」を使う時の注意ポイント
「DJI OSMO Mobile」を使って撮影していると、スマホのバッテリーが先に無くなってしまうので、この点はモバイルバッテリーを接続しながら撮影する事で解消出来ます。
利用するモバイルバッテリーは、急速充電が出来るクイックチャージ対応タイプがオススメです。
⇒ 大容量 モバイルバッテリー 10000mAh (Quick Charge 3.0 & Power IQ対応)
ネット通販に於ける購入時の注意ポイント
今までネット通販で購入をしてきた経験から感じたことを掲載してみました。
- 納期が3日以上掛かる業者の商品は購入しない。
- 迅速にサポート対応が出来るか、何か問い合わせをして確認する。
- 在庫を置いていない商品はなるべく購入しない。
- 信頼できる通販業者から購入する。 アマゾン>楽天>Yahoo!>その他