gtag('set', {'user_id': 'USER_ID'}); // ログインしている user_id を使用してUser-ID を設定します。 フォルツァZ(MF10)のウインドスクリーンを補修する

フォルツァZ(MF10)のウインドスクリーンを補修する

うっかりガラス用の撥水剤(ガラコ)をポリカーボネート製のウインドスクリーンに塗ってしまった為に、表面が歪んでしまいました。

表面の状態はガラコの成分で少し溶けてしまった様な状態が見受けられます。

そして、走行中のウインドスクリーンを通した視界は少し見にくくなって、前方の路面状況などは確認が困難な状態になってしましました。

そこで、何とか補修できないかとネット検索してみると、幾つかの業者を見つける事ができ、補修が可能なことは判りましたが問題はその費用です。

ウインドスクリーンの購入価格は2万円弱でしたが、補修費用がこの金額に近い場合や購入金額を超える場合には、修理するよりもまた新しくウインドスクリーンを購入したほうが良い事になりますので、この兼ね合いを判断する必要があります。

そこで、もう一つの選択肢として自分で補修する事も視野に入れて検討してみる事にしました。

フォルツァZ(MF10)のウインドスクリーンの歪み状態

ガラス用の撥水剤(ガラコ)をポリカーボネート製のウインドスクリーンに塗ってしまった為に、表面が歪んでしまいました。

画像では判りにくいかもしれませんが、ウインドスクリーンを通してみる路面はハッキリとせずに何かボヤーとした視界になっています。

実際の走行時には路面の状況確認が困難なので、ウインドスクリーンの上から路面を確認をする必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォルツァZ(MF10)のウインドスクリーンの補修にチャレンジ

1)耐水ペーパーで表面を磨く(削る)

ウインドスクリーンの表面を耐水ペーパーで「#800、#1000、#1500」の順に掛け、ガラス用ガラコの成分で歪んでしまった部分を取り除きます。

作業前の状態

約15分間#800の耐水ペーパーを掛けた状態

傷ではなく表面が溶けたような状態だったので、15分程ペーパーを掛けましたが、傷の場合にはその傷が目立たなくなる位の作業時間になります。

約10分間#1000の耐水ペーパーを掛けた状態

前工程のペーパー痕を消すイメージで、全体を均一に磨きます。磨いている手に引っ掛かりが無くなってきたら、次の工程です。

約17分間#1500の耐水ペーパーを掛けた状態

前工程のペーパー痕を消すイメージで、全体を均一に磨きます。この時点でほとんど引っ掛かりは無くなってきます。また、水を掛けると水が均一にはけていくようになります。

2)液体コンパウンドで表面を磨く

ウインドスクリーンの表面を液体コンパウンドで「#3000(傷消し用)、#7500(仕上げ用),#9800(超鏡面用)」の順に磨く。

ソフト99の液体コンパウンドトライアルセットは3種が揃っていて価格も割安なのでオススメです。

キズ消し用 3000で約5分間後(粒子サイズ:3μm)

ペーパーの大きな傷が無くなり、正面から見ると傷は見えませんが、斜めから見ると極細い傷が一様に見られます。

細い傷の集合状態で全体的に白っぽくなります。

仕上げ用 7500で約9分間後(粒子サイズ:1μm)

前工程の極細い傷も目立たなくなり、かなり透明になって来ますが、まだ全体的に僅かに白っぽい状態になります。この段階で実用的な透明度になります。

超鏡面用 9800で約9分間後(粒子サイズ:1μm以下)

かなり透明な状態になり、ほぼ購入時の状態近くにまで回復しました。

実用レベルに回復したウインドスクリーンの状態

超鏡面用 9800で磨き、表面の歪んだ状態は解消されて、実用的なレベルにまで透明度が回復したウインドスクリーン。

3)コーティング剤を散布する

ウインドスクリーンの表面保護のために、コーティング剤を散布して、付属のマイクロファイバークロスで軽く拭き上げて終了です。

3)日頃のメンテナンスにはスクリーンクリーナーを使用

日頃のメンテナンスにはデイトナから販売されているスクリーンクリーナーを使用します。

この商品は「ウインドスクリーンやシールド、メーターレンズ、エンブレムなどの透明なプラスチックの頑固な汚れと細かな傷を取り除き透明感を取り戻します。また、この商品は航空機用に開発され、米軍でも採用されている優れものと云う事で、使ってみましたが、なるほど透明感が増した感じがします。

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今回の補修作業で使用した機材

★高儀 EARTH MAN 電動ポリッシャーセット

口コミの評判も良く、価格も手頃でマイカーのワックス掛けやクリニングにも使えるので、この機種を選択肢ました。セット品を購入すると直ぐに使えて良いかもしれません。

実際に使ってみると、速度設定をする回転式ダイヤルの他にスイッチレバーの握り加減で速度の調整が出来る。

⇒ カーポリッシャー

★高儀 EARTH MAN 吸じん オービタルサンダー

手頃な価格、集塵袋が付いている、音が静か、レベル調整もできるなど、口コミの評判も良い事からオススメできるサンダーです。

⇒ オービルサンダー

★ハンドサンダー木柄SK11

耐水ペーパーを指に挟んで使うより、このハンドサンダークリップを使った方が楽に効率よく作業が出来ます。

⇒ ハンドサンダークリップ

★耐水ペーパー

#800、#1000、#1500 の順に使い、表面の不具合な部分を取り除く。

⇒ TRUSCO 耐水ペーパー

★ソフト99 液体コンパウンドトライアルセット

口コミ評判が良くて何より価格が安く、#3000(傷消し用)、#7500(仕上げ用),#9800(超鏡面用) の3種類が揃っているので有りがたい製品です。

⇒ 液体コンパウンド

★シュアラスター カーコーティング剤 ゼロウォーター

スプレーして、付属のクロスで軽く拭きとるだけなので、簡単にコーティングが出来ます。

⇒ コーティング剤

★デイトナ マグアイアーズ ミラーグレーズ スクリーンクリーナー

透明なプラスチックの頑固な汚れと細かな傷を取り除き透明感を取り戻します。(研磨剤は含んでいない)

⇒ スクリーンクリーナー

★DOKEN ミドルスクリーン [フォルツァ(MF10:’10?) 専用]

口コミにも掲載されていますが、特に高速走行では顔に強い風が当たらなくなって楽に走行が出来るようになり来ます。

⇒ ウインドスクリーン

参考にした作業ノウハウのホームページ

⇒ TT-25 セラミックコンパウンド 使用方法

⇒ TT-24 コーティングポリマー 使用方法

⇒ ポリッシャーを上手に使いこなして車磨きをする方法!

⇒ ヘッドライト黄ばみ取り 磨き

⇒ 【中編】白く曇ったスクリーンを綺麗にしてみよう!

⇒ スクリーンの補修にチャレンジ!!

⇒ ヘッドライトの「黄ばみ」「くすみ」を解消!

ウインドスクリーンなどの補修可能業者

⇒ HI-LINE22株式会社

⇒ ?テック・グランドアップ

 

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